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日本酒の辛口とは

日本酒を嗜んでいると、ほとんどの人が先ず出会うのは、「辛口」か「甘口」かという選択。そんな中で、日本酒を嗜まれてきた人たちに「甘口と辛口、どちらがお好きですか?」と訊ねる事になると、聞いた人はほとんどが辛口と言います。

実はこの答えにはきちんとした理由があります。

実は、これには歴史が絡んでいるのですが、戦後の時代は日本酒がとても不足していました。その頃に普及した「三増酒」と呼ばれるお酒の影響から、今尚、辛口が日本酒の嗜みとなっているのです。

実は、純粋に米と水だけで造られたお酒に、糖を入れて、更にアルコールを加えて3倍に伸ばした「三増酒」は二合目ぐらいから口の中にしつこく残ってしまい、甘口になってしまうのです。

しかしながら、この時代には仕方の無い事です。ところが、やはりこの粘っこい甘さには飽きて、嗜好性の時代が訪れ、本来の米と水だけの造りを追求している地酒、いわゆる糖の甘さとまずさを排除した“辛口”の地方酒が評価されるようになったのが、辛口好きが多い理由なのです。

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